猫の皮膚症状

猫の皮膚症状から病気を予測

猫の尻尾の付け根は皮脂腺が多く、そのためしっぽの付け根がベトッとすることがあります。

原因のはっきりしないアレルギーなどによる,かゆみを伴う皮膚炎は定期的な入浴によって防げます。是非やってみて下さい。猫は水を嫌うので、入浴を嫌うから無理といいますが、小さな頃から徐々に水に慣らしておけば抵抗はしないものです。

猫にシャワーかけて体を洗ったりしてますか？薬用シャンプーを使うことで皮膚の状態は改善してきます。かゆみの原因の１つとして、外に出てしまった猫が外でノミを毛につけて来ることもあります。

かゆみはノミに刺されたアレルギーかもしれません。毛を調べてもノミが成虫でいることは５％位らしいんです。あとは卵や幼虫、さなぎの状態なんで見つけにくいでしょうね。

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症状	病気
ハゲる、毛が抜ける	ツメダニ症、スタッドテイル（尾腺炎、尾腺過形成）、ノミアレルギー性皮膚炎、好酸球性肉芽腫症候群、日光皮膚炎、ニキビダニ症（毛包虫症）、クッシング症候群（副腎皮質機能亢進症）、疥癬、扁平上皮がん、皮膚糸状菌症（白癬）、アトピー性皮膚炎、アレルギー性皮膚炎
毛の艶が悪い	糸球体腎炎、慢性腎不全、甲状腺機能亢進症、回虫症、胃腸炎
かゆがる	ノミアレルギー性皮膚炎、好酸球性肉芽腫症候群、日光皮膚炎、ニキビダニ症（毛包虫症）、疥癬、アトピー性皮膚炎、アレルギー性皮膚炎
皮膚荒れ	ツメダニ症、スタッドテイル（尾腺炎、尾腺過形成）、好酸球性肉芽腫症候群、日光皮膚炎、ニキビダニ症（毛包虫症）、疥癬、皮膚糸状菌症（白癬）
皮膚が薄くなる	クッシング症候群（副腎皮質機能亢進症）

|~皮膚の発疹|ノミアレルギー性皮膚炎、ニキビダニ症（毛包虫症）、疥癬、アトピー性皮膚炎、アレルギー性皮膚炎
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かさぶた	ツメダニ症、日光皮膚炎、ニキビダニ症（毛包虫症）、疥癬、扁平上皮がん、皮膚糸状菌症（白癬）
しこり・腫れ	水腎症、子宮がん（子宮の腫瘍）、脂肪（組）織炎（汎脂肪（組）織炎、黄色脂肪症、イエローファット）、乳腺腫瘍、好酸球性肉芽腫症候群、クリプトコッカス症、肥満細胞腫、扁平上皮がん
リンパ節の腫れ	白血病ウイルス（Feline Leukemia Virus：FeLV）感染症
皮膚や粘膜が黄色（黄疸）	糖尿病、トキソプラズマ症、肝リピドーシス（脂肪肝）、肝炎（胆管炎、胆管肝炎、肝硬変）、ヘモバルトネラ症（猫伝染性貧血）、伝染性腹膜炎（Feline Infections Peritonitis：FIP）
皮膚・粘膜が青白い（チアノーゼ）	先天性心疾患、リンパ腫、膿胸、熱中症（熱射病、日射病）
肉球が腫れる	形質細胞性足皮膚炎（形質細胞性足底皮膚炎/プラズマ細胞性足底皮膚炎）