一人暮らしのOさんの庭にどうも何かいるようです。
レースのカーテン越しに見ると、それは野良猫の親子。
Oさんは庭に糞をされたら困るなどと言いながら、カーテンをそっと
開けました。少し警戒したけれど、そのうち子猫は縁側でごろりとなった。
今の飼い猫は殆ど避妊手術をしているので親子で寄り添っている猫を久しく見たことがありません。
人間よりも厳しい生き方を強いられるのが運命でしょう。明日生きているかどうかは分からないのです。
でもこれから時々出会うかもしれませんし出会いたいと思います。