猫の健康を最も多くおびやかす問題は、口腔疾患です。
歯垢や歯石が溜まって起こるのが歯周炎、歯肉炎などの歯周病です。
何もしないで放っておくと70%の猫が3歳には口腔疾患にかかるそうなんです。
猫の歯は成猫で30本。30本の永久歯は生後3ヶ月ころから生え始めます。
一番大事なのはナイフの刃のような奥歯。それで噛みちぎるんですね。
甘いものばかりやってたら虫歯になって、最後は栄養が摂れなくなり寿命縮めるんです。
猫も長生きするようになって、歯のトラブルがとても増えてるようですよ。
猫は歯が命と言っても良いほどなので、定期的なデンタルケアが望ましいですね。
臼歯の無い猫が、噛みちぎれなくなったら食べることはとても難しくなります。
- 口が臭い。
- 歯石がつく
- 前歯がうっすら黄色くなる。
歯石ってバイキンの塊なんです。体にいいわけないですよね。
でも歯石は歯ブラシじゃとれないんです。
麻酔かけてやすりのようなもので削って
そのあと研磨剤でポリッシングするんです。
口腔疾患を予防するケア
- 栄養が豊富な餌を与える
- 噛むおやつを与える
- 毎日歯磨きをする
- 歯の定期検診を受ける
ドライキャットフードの効用
ドライフードは歯の表面の歯垢を取り除くのに役立つことがあります。ドライフードでしっかりと噛むので、かなりの咀嚼運動が行われて歯茎も刺激されます。
甘いものなどは特に歯垢・歯石を増やすことになるため、与えてはいけないんですよ。
猫の歯磨き
歯磨きを行えば虫歯の原因の歯垢を取り除き歯肉炎を防ぐことができます。子猫の時にすぐに毎日歯磨きをする習慣をつけると良いでしょう。
しかし大人になってからでも可能です。歯磨きに少しずつ慣れさせ楽しみになるような工夫は必要です。
ただ、わが家ではこれまで歯磨きをしたことはないんです。だから実際の写真等は載せることが出来ないのが残念。