猫は飼い主の事をどう思っているのか
猫の気分によって、飼い主は親猫だったり、兄弟猫だったりする。猫は本来、独立独歩の動物です。
そんな媚びない性質が人気です。成長した子猫は6か月ぐらいで親猫から突き放され、自分の力で生きていきます。
親離れのチャンスがない飼いネコ
でも、いつも飼い主に世話をされている猫には、親離れのチャンスがありません。だから多くの飼い猫は、体はおとなでも気分はずーっと子猫のまま。
空腹や不安を感じたら、飼い主を親猫のように思って甘えてきます。 ある意味人間が猫の自立を妨げているとも言えます。
猫かわいがりが猫にとって本当に幸せなことかどうかは良くわかりません。
飼い主を心配している様子のネコ

写真はいつも世話をしてくれて一番重要な飼い主である妻が、具合が悪くて寝ているところですが、
1日中こうしているので、心配になったんでしょう。トイレにもついて行き、ドアの外で待っているし、このように寄り添っています。猫はドライでは無いです。人への思いを人間が見いだせないだけかも知れません。
同じく、寝室で並んで休んでいます。
飼い主は親猫でもありきょうだい猫でもある
また、遊び相手にもなつてくれる飼い主は
きょうだい猫のようなもの。
子猫はきようだい猫に強い仲間意識をもち、
ともに遊んだり、冒険したりします。
だから飼い主が何かをしていると、ぱっと
飛んできて、それに参加(人間から見る
と、じゃま)をしたりするのです。
甘えたい気分のときは親猫、
遊びたい気分のときはきょうだい猫…。
飼い主を、気分に応じて使い分けているのが現代の猫。
なんとも都合のいいことですが、ときには母猫、
ときにはきようだい猫のかわりをつとめるのが
飼い主の役目です。存分に付きあってあげましょう。